
ストローで抱きつく人形を作る
名古屋市理科研究会 2008/05/28
愛知物理サークル Hu_Tiang_TODA
愛知物理サークルで清水さんが紹介してくれたストローで作る楽しい人形を見せてもらい、その作り方を考えてみました。
人が何かに抱きつくとき、腕の各関節がどのような方向に曲がるかを考えさせてくれます。
また、ストローへの切れ込みも長さや深さが曲がりやすさとどのように関係するかを作りながら考えてみましょう。
ものを作るということはいろいろなことを考えさせてくれます。簡単にできて、しかも子どもたちがとても喜んでくれます。
【材料】
太めの曲がるストロー6mm×210mm 2.5本(縦の縞模様のあるものが使いやすい。残りの蛇腹のある半分は別に教訓茶碗を作るのに使えます。)
テグス糸No.5より細いもの約70cm セロテープ 厚紙または画用紙 35mm×30mm
【作り方】
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右の図のようにストローに切れ込みを入れる。
そのとき、切れ込みは1/4抱き残すように切り込みを入れる。ストローaでは最下部の切れ込みの位置を左回りに90度ずらす。ストローbでは最下部の切れ込みを右回りに90度ずらす。 - 糸をストローの中に通し、両端はストローの先端に縛り付ける。
- 下部の糸を引っ張ってみて、曲がる順番を確かめ、先に曲がった方が望ましい部分ほど切れ込みを大きくし、調整する。
- 半分に切ったストローの先端を切り込み、その部分にかを描いた厚紙方は画用紙を張り付ける。
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3本のストローをセロテープで留め、束ねる。このとき、最下部の切れ込みが左右逆に向くようにすると、動きが自然に見える。
試行錯誤を繰り返して自然な動きになるようにしてください。