F2-25: つりあいのパラドックス - 交差する棒と浮力

PURPOSE:逆説的な方法で浮力を紹介する。

記述: 最初秤は左側の皿に付いた腕から重りを吊り下げてつりあっています。左の皿には二つの重り
とぶら下がっている体積50 cm^3のブロックを支える腕が付いています。このブロックは右の皿に載って
いる水の入ったビーカー とつりあっています。
質問:もし重りをビーカーの水の中に入れてやったら,このことがつりあいにどう影響するでしょうか。特に,
つりあいを取り戻すため,何かををしなければならないのだったら,どんなことをしたらいいのでしょう。
答: ブロックの体積が 50 cm^3であるから,ブロックが水の中に沈めたとき,左側の重りを50グラム減ら
してやらないといけない。逆に右の皿に反作用として右側の重さが50グラム増す。つりあいを もういちど
取り戻すには肥立ち側の皿に100グラム付け加えないといけません。

提案: クラスでこれについて議論させてください。!

参考文献: (PIRA 利用できません。)

実験装置: 上皿天秤,重り,水の入ったビーカー, 重りを吊り下げた張り出し棒。

用意の時間: 5分


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