目的: ブランコをこぐときどのように角運動量保存の法則を使うかを説明する。
記述: ブランコが一番下の位置に来たところで自分で素早くロープを引っ張ってブランコをこぎます。その点では外からのトルクは全然働いていません。だから角運動量保存の法則が成り立ち,mv(1)r(1)=mv(2)r(2)となります。ここで(1)はロープを引っ張る前について言っていて(2)はロープを引っ張った後について言っています。ロープを引っ張って身体を持ち上げると,支点からの半径が減少するから,こうして彼女の速度が増すのです。
エネルギーは保存によってブランコをこぐ度にブランコをこぐ人のエネルギーはこのようにして,より高いレベルに上がっていくのです。
このような解析は多分少し単純化しすぎかもしれません。しかし」初心者にとってはこれでいいのかもしれません。もっと完璧で数学的にくわしく説明してあるものをお求めの方は参考文献の中でお探し下さい。
この実験はフォークリフトのブランコを使って小さなものでしか出来ません。
提案:
参考文献: (PIRA 3A95.73) 演示実験 D3-12: ブランコ モデルもご覧下さい。 追加情報をお求めの方は演示実験参考文献をご覧下さい。上記の解析は多分少し単純化しすぎたものです。
実験装置: 写真にあるように,フォークリフトからぶら下げたブランコ。(メリーサは含まれていません。)
用意の時間:一時間。