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C4-51: 自由落下中の無重力 - ビーカーの中の重り

目的:自由落下中の無重力を説明する。
記述: ゴムバンドを使ってビーカーの中側真ん中に小さい重りを取り付けます。
写真にあるように,重りはビーカーの縁を越えて吊り下げておきます。
そしてカップを空中に持ち上げてから放してやります。
自由落下中重りは無重力となるので,ゴムひもを引っ張る力はありませんから,
ゴム紐がビーカーの中に重りを引っ張り込みます。
この実験を変形した面白いものに次のものがあります。
カップを逆さにし,重りをカップの外にぶら下げておいてそれから放してやります。
カップを放したとき,何が起こるか学生たちにたずねてみましょう。
(a) パラシュートのように重りはゴムバンドを伸ばすだろう。
(b) 重りはカップの中に引っ張り込まれるだろう。
(c) 重りは始めの位置のままになってカップは落ちていくだろう。

提案:
参考文献: (PIRA 1G20.40)
この話題に関する議論が演示実験参考ファイルにたくさんありますのでご覧下さい。
実験装置:写真にあるようにテフロンビーカーの底にゴムバンドで50グラムの重りを取り付けておきます。
用意の時間: 要りません。


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