国民投票法案の廃棄を求める請願書


2007年  月  日
衆議院議長 殿
参議院議長 殿

憲法9条改正のための「国民投票法案」の廃案を求める請願書


 請願の主旨
日本国憲法のかかげる平和、人権、民主主義の理念は、国民に広く定着しており、
とりわけ第9条は、不戦の誓いとして多くの国民に支持され、
アジアと世界から評価されています。

自民・公明の与党は、今国会に「国民投票法案」を提出し、民主党との修正協議をすすめたう
え、今国会で成立させる意向を示しております。
しかし、与党案、民主党案を「修正」しても、その主眼は憲法9条を変えて日本を「戦争しない
国」から「戦争をする国」に転換させる「改憲案」を通すための法案であることは明らかです。

この国民投票法案の内容は、
@国民の承認を「有効投票」の2分の1超としており最も少ない賛成で改憲案が成立すること、
Aテレビ・ラジオなどの有料意見広告は
 資金力のある改憲をめざす政党が大量のCMを使って
 国民の投票意思を歪める危険性があること、
B憲法改正に関わる運動は本来自由であるべきですが、
 公務員や教育者の運動を規制すること、などの重大な問題があります。

日本国憲法第96条に基づいて憲法改正を最終的に決定する権限は、一人ひとりの国民が持
っています。
この国民の意思をゆがめ、改憲案を通しやすくする不公正な法案を失速に成立させることは、
憲法の定める国民主権を踏みにじるものであり、国会の歴史に汚点を残す大問題といわなけ
ればなりません。

請願事項
現在、審議中の「国民投票法案」は、廃案にされるよう要請します。

氏  名

住    所





【取扱団体】こまき9条の会 〒485−0012 小牧市小牧原新田1903-12(河原宅)
電話・FAX 72−7301 http://www.me.ccnw.ne.jp/komaki9zy-/
ご協力していただける方は、上記住所まで郵送していただければ幸いに存じます。





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