南小牧9条の会

9月20日につつましく「南小牧9条の会」が誕生しました。

代表世話人・長谷川一裕・弁護士より

 申し訳ありませんが、20日におこなわれる会合に出席できませんので、
よろしくおねがいします。
小牧9条の会でも、学区単位で取り組みを進めるとのこと。草の根から、憲法9条を守る運動
を広げることは、すばらしいことです。

最近、コント集団「爆笑問題」の大田光が、集英社から「憲法9条を世界遺産に」という対談集
をだしました。憲法改悪の危機感からか、いろいろな方が発言するようになりました。

弁護士の間で話をしていても、保守的とされる方々の間でも、9条擁護の立場に立つ人が多い
ことに驚ろかされます。小牧市でも、党派の垣根、信条の違いを超えた取り組みが広がるとい
いですね。国民投票法案などの動きはありますが、今次の憲法9条改正問題は、息の長い、
腰を落ち着けた取り組みを続けていく必要があるとおもいます。

ところで、中部弁護士会連合会は、10月20日に名古屋西区ウエステインナゴヤキャッスル2
階で、憲法改正問題に関する講演会「対論」開催いたします。
市民参加の企画であり、参加費は無料です。

憲法改正問題の論点の1つとして、国家と個人の関係をどのようにかんあげるか、という点が
あります。自民党の新憲法草案では、「国家あっての個人」「国益のために人権が制約されて
当然」「憲法には義務を書き入れるべきだ」等といった考え方がしめされています。

憲法9条改定と相まって、国家優先、軍事優先の国づくりのためではないかとの疑念をもたざ
るをえません。こうした問題を市民の皆さんと一緒に考えようという企画です。

対論を行うのは、ご存じの姜尚中「カンサンジュン」さんと、新しい歴史教科書を作る会のイデ
オローグの1人であり、保守思想家として、知られる京都大学の佐伯啓思さんです。
興味深い議論が聞けるのではないかとおもいます。
私は、この企画の責任者にさせられて市網、月末には姜尚中さんの研究室に出向き、打ち合
わせを行うことにもなっています。是非、この企画にもお出かけいただきたくご案内もうし上げ
ます。

追伸
  ところで今日は安部総裁誕生の日でしたっけ。改憲を公約に掲げた新総裁の誕生は憲法改
選論に大きな影響を与えるものと思います。

明文改憲だけでなく、解釈変更による集団的自衛権行使の容認、恒久的な海外派兵立法の
制定等。明文改憲の看板を掲げつつ陰で解釈改憲を進め、実を取るということを考えている節
があります。教育基本法の改定も気になります。

 情勢の動きを注視しながら、9条の会は、それほど機動力がある組織ではなくゆるやかなネ
ットワークですから、じっくり、(できれば)楽しく、息長く活動していけると良いと思います。


   話の内容は、飲み会風でダンダムに話しがはずみました。
 「深刻なことだけど、時代にさおさすことを、楽しく、ゆかいにやりましょう」 は印象にのこって
います。最後の皆で手をつないでの、セレモニーは心にのこりました。大好きな小牧の安心、
安全のため、少しでも力がつくせたら・・とおもいました。     




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