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虹を額に入れる

雨あがりには(太陽)を背にして空を見るときれいな虹を見ることができます。普通は雨が降らなければ虹を見ることができません。
しかし、虹のできる原理を理解すればいつでも室内でも見るようにすることができます。

【用意するもの】
ガラスビーズ 黒い画用紙 スプレー糊または液体糊 額縁

【製作と実験】
雨粒のかわりに小さな(ガラスビーズ)を使うのです。黒い画用紙にスプレー糊を一様に吹きつけるか、液体の糊を一様に塗ります。
そこに素早くガラスビーズをふりかけ、接着します。ボール紙で縁取りをし、額縁入れれば出来上がりです。

このガラスビーズは東急ハンズなどでも売っていますが、日本全国どこでも手に入れることができる方法があります。
横断歩道などの道路標示の塗料の中にこのガラスビーズを混ぜて使っています。
自動車のヘッドライトからの光を反射し、ヒカリゴケのように光ってよく見えるようにしているのです。
だから、道路標示の工事を行っているところ(会社や工事現場)があったら少し譲ってもらえるように頼んでみてはいかがでしょうか。
ガラスビーズを譲っていただいた当時名城大学の内川先生はこのガラスビーズの中の真球に近いものを特に選び出し実験をするように紹介されています。
内川先生のようにをガラス板の斜面の上を転がしゆがんだガラスビーズを取り除くようにした方がはっきりとした虹を見ることができますが、それほど神経質にならなくても虹を見ることはできるようです。
ここで使うガラスビーズが丸い形をしていることを低倍率の顕微鏡で覗いて確かめてみるのも楽しいですね。

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