J7-22: TVで磁区を

目的: 強磁性体の中の磁区と磁気の泡が存在することを演示する。

説明: この装置は磁区演示装置という商品を使い,TVカメラで磁区を見ます。
この装置は強磁性のガーネットの中にある磁区の磁化を見るために偏光を使います。
ガーネットはその磁化に依存した角度で光の偏光面を回転させる性質を持っているのです。
ガーネットの中の磁区構造は写真に示してあるように見えます。
もしサンプルを置いてある磁界が強くなると磁区はもっときちんと配列し,磁区の壁が消えてしまいます。
時には磁気の泡が残ることがあります。
これは単独で小さなグループの磁区が周りと反対の配列が残ってしまったものです。
カメラのvideconの上に像が作られるようにTVカメラに取り付けてある長い管の端にある顕微鏡の対物レンズを使ってみるのは便利です。
管の中にある分析用の偏光板も回転させて最良の画像になるように位置方向を修正するのに使えます。

提案:

参考文献: (PIRA 5G20.20) 強磁性のガーネットに関する理論やこの装置の働きについてくわしいことを知りたい方は演示実験参考文献ファイルをご覧下さい。

実験装置: 備え付け磁区演示装置,顕微鏡TV装置,電球,曲制すうぃっちの付いた電源,写真にあるようにすべてTVモニタの上に備え付けにしてある。

用意の時間: 10分。


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J7-22.HTML