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I2-42: 落下するロウソク

目的: 対流には重力が必要であることを演示する。
記述: 1ガロン(約 3.7853 リットル)の水差しのふたに取り付けたロウソクに火を点け水差しに逆さにして ふたを締めます。
逆さにした水差しを空中に投げて,それを捕まえるか水差しを逆さにして高く持ち上げ,落としてください。
落ちてきたところを捕まえます。落ちてくる間,ジャーの中の系は無重力状態になっています。
だから,対流が止ってしまいます。
普通の燃焼の時には,対流により,熱い空気が上に上がっていきます。
そして炎に続けてもっと多くの酸素を含む より冷たい空気を送り込むことができるようになるのです。
このような対流がなければすぐにロウソクは消えてしまうのです。
提案: どうか,床に水差しが落ちる前に捕まえていただきたいと思います。
これは面白い実験ですが,いつでも理屈通りに働くわけではありません。練習が必要かもしれません。
参考文献: (PIRA 1G20.10)
実験装置: ガラスの水差し,ロウソク,とマッチ
用意の時間: 要りません。


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