3. カラット(CARAT)

カラットという用語は、キャロブという植物に由来します。キャロブの種は一粒一粒の重さがほぼ等しかったため、ジュエリーの重さを量るための基準として古代文明時代に使用されていました。1つのキャロブの種の重さが1カラットに相当します。
Caratはジュエリーの重さを意味するのに対し、Karatは金の純度を意味します。

ダイアモンドは大きいほど希少価値が高く、したがって高価になります。

1カラットのダイアモンドは2分の1カラットのダイアモンドの2倍だと思われがちですが、大きなダイアモンドは、より希少であるために、実際には、その2倍以上の価格になります。(ただし、カラー・クラリティー・カットが一定である場合)

カラットは「大きさ」と混同されますが、実際は「重さ」を意味します。ちなみに大きいダイアモンドが小さいダイアモンドより、より輝いて明るく見えるのは、大きいダイアモンドの光が移動する距離が大きい為であり、これはプリズム効果と呼ばれます。1カラットは0.2グラムに相当します。また、1カラットは100のポイントに分割されます。0.75カラットのダイアモンドは75ポイント、あるいは4分の3カラットのダイアモンドに相当します。

1カラットのブリリアントカットダイアモンドの直径は6.5mmが基準となります。




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