犬山善光寺ロゴ
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わが国最古の佛像を御本尊とする長野県善光寺の御本尊様の御分身が、当 犬山善光寺の御本尊として奉安されています。


■犬山善光寺

本尊様は、一光三尊阿弥陀如来であります。真ん中に阿弥陀様向かって右に聖観音様、左に勢至様が立ち、この三尊が一つの光背におさまっているところから一光三尊佛といわれ、善光寺如来型式、善光寺佛型式とも呼ばれています。
御本尊の縁起は・・・・昔、印度にお釈迦様が説法をして居られました頃、月蓋という『けちん坊』な大金持ちが居りました。その頃、大飢饉と悪疫が流行し長者の愛娘『如是姫』もこの悪魔に襲われ施す術もなくなり『けちん坊』の長者も心より過去を悔い、お釈迦様の御慈悲にすがり共に一心に祈願しますと弥陀三尊佛が一大光明を放ち出現されました。すると国中が光り輝き不思議にも『如是姫』を初め国中の病人は全部救われました。長者はもとより国中の人々は喜び、再びお釈迦様の教えに従い、観音、弥陀、勢至の三尊佛を奉安して朝夕に礼拝して佛恩に報謝しました事に初まり仏教が東に発展すると共に今から1400年前、朝鮮百済の国よりわが国欽明天皇の御代に日本に渡り、その限り無き洪大なる佛徳と霊験は国中のすみずみまで深く信仰されて居ります。
この佛様こそ長野善光寺の御本尊でありわが
国最古の佛像であります。この如来の尊像の御分身が当犬山善光寺の御本尊として奉安されているのであります。

■善光寺如来略縁起


本殿写真

本殿外観

信徒館

御本尊『一光三尊阿弥陀如来』

左『勢至菩薩』

中『阿弥陀如来』

右『聖観音菩薩』

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本殿内観


犬山善光寺はわが国で最も仏教信仰の盛んな地であり近年名古屋の奥庭ともいわれる天恵の観光地『日本ライン』の畔り犬山に、昭和3年永井善栄氏により建立されその後大東亜戦争のため一時衰微しましたが、昭和32年再興の奉灯が挑げられ、仮本堂も改修し自動車による参拝道路も敷かれ、引き続き延160余坪の大庫裡も完成し、日毎、参拝、観光の客で香煙の絶えることなく興隆し東海の霊場として、広く庶民信仰の浄刹として、憩いの道場として、    この善光寺は犬山自然公園景勝地で眼下の流れラインに写す白帝城、岐阜城、小牧城、濃尾平野の遠くに秀峰伊吹、名古屋テレビ塔、霊峰御岳等四方の眺望、そして四季の景情は汲めども尽きせぬものがあります。
長日祖国再建の一礎石たらんと厳修される恒久平和の祈願、祖先追悼の回向、伴せて大衆への布教活動が盛んに行われております。その存在と社会性のために『牛に引かれて善光寺まいり』と観光のかたわらにもこの浄域に一歩踏み入れて、霊佛への奉賛と心に光を求められますようおすすめ致します。