物語〜天体鑑賞スクール


[注意] 以下に示すのはフィクションです。内容についての責任は持てません。ただし、登場する天体は実在しますので、ご自分で鑑賞されることをお勧めします。


少女A: 「コーチ、今日は何をするのですか?」
コーチ: 「私はただのコーチではない。先週からXX天文協会公認(国際)A級コーチになったんだ。だからそう呼びなさい。」
少女A: 「わかりました。XX天文協会公認(国際)A級コーチ、国際ってことは外国で資格を取られたのですか?」
コーチ: 「国際という文字は私が勝手に付けたのだ、だから括弧書きだろ!」
少年B: 「本当にXX天文協会公認国際A級コーチって存在するの?」
コーチ: 「この物語はフィクションだろ!!」
少年B: 「わかりました。ところでその資格を取るのに試験があるの?」
コーチ: 「3つの試験があってね、、。一つはボー○の望遠鏡の豊富な接眼部アクセサリーを取り替えながらデジカメ、バローレンズ、双眼装置のピントを素早く出す試験だ。やったことが無い人にはわからないかもしれないが、似たようなアクセサリが多く、しかも暗闇でやらされるので、大変なんだよ。 」
少女A: 「よくわからないけど凄そう!!他には?」
コーチ: 「コーチをしていると複数の生徒から同時に質問を受けることがあるので、それを聞き分ける能力を試されるんだ。具体的には3名の人が同時に発した異なる単語を聞き分け、解答用のボードにマジックで書くんだよ。もし間違っていても解答が面白かったら合格するんだ。」
少女A: 「何だかバラエティ番組みたいね?!他にも試験はあるの?」
コーチ: 「スクールは保護者が授業料を払ってくれなければ成り立たないので、保護者が気持ちよくお金を払ってくれるように"おべっか"等を使う能力を試されるんだ。」
少年C: 「コーチはそういうのって強そうだよね!!」
コーチ: 「こらっ!XX天文協会公認国際A級コーチと言いなさい。」
少年C: 「だって面倒なんだもん。」
コーチ: 「今はPCを使っているからコピー&ペーストで簡単に書けるでしょ!さて、今日は自習にします。」
少年・少女: 「え〜っ??」
コーチ: 「資格も取ったし、私はこれから漫画"ののちゃん"の担任であるフジワラセンセ(藤原先生)のようなキャラで行くことにしたんだ。それともタブチ先生みたいにランニングばかりやらしても良いのかな?」
少女C: 「どっちも困るよね。でも今日は学校から星の観察の宿題が出ているので、何とかしてもらわないと、、。」
コーチ: 「キミたちはここに個人的な問題を持ち込むのかね?!宿題は自分の力でやるものだろう?? 」
少女C: 「でもこのスクールはXX天文協会公認国際A級コーチの話が長すぎるので、いつも終了時刻が明け方になっちゃうでしょ。それからでは宿題はできないもん!!」
コーチ: 「滑舌良くしゃべりながら泣くなよ!仕方が無いなあ、じゃあM64を導入しなさい。」
(ウィーン、キュィーン)
少女C: 「視野に入りました。」
コーチ: 「これは黒目星雲またはBlack Eye Galaxyと言います。30年程前にこの星雲を見たクインシージョーンズが、Eyeのコリーダという曲を作ったのは有名な話ですね。」
少年A: 「本当かよ、俺の生まれ、、、」
少女C: (A君を制しながら)「XX天文協会公認国際A級コーチ、それを言うなら愛のコリーダでしょ!それに急に丁寧語になっちゃってますね。」
コーチ: 「あっ、違う台本を読んじゃった。星雲を見たのはホーギー・カーマイケルで、作ったのはStar Eyesでした。さあ、A君、どうぞ!!」
少年A: 「本当かよ、俺の生まれる前の話だし、、。」
コーチ: 「といったところで今日はおしまい。」
少年・少女: 「どうして?」
コーチ: 「見上げてごらん!雲に覆われて星は一つも見えなくなったよ。」
少年・少女: 「曇るなんて、つまんないよ〜!」
コーチ: 「でも曇は天体観望を止める格好の言い訳になるので、内心喜んでいる人もいるんじゃないかな??ほら、今パソコンの前に座っているキミのことだよ!!」
少年・少女: 「誰に向かってしゃべっているの?」


おしまい


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