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富士山(富士宮口)


日時 2012年7月22~23日
ルート 富士宮口(往復)
(標準コースタイム 登り5H 下り2.5H)
登山口 富士宮口(コース距離約10km 5合目の標高2400m)
天候 晴れ 下山中曇り
時間 21:25~15:47 
標高 3776m
標高差 1376m
同行者 ゆかいな仲間たち2名

ついに日本一に挑戦する。しかも、徹夜で登る。
富士山の天気予報は曇りのち晴れ。愛知県は曇りでパッとしない天気である。
でも、富士山の天気予報を信じて、決行した。
ふもと当たりで雨に降られ、段々とブルーになっていくが、5合目の駐車場まで行くと、 なんと星空である。
日頃の行いの結果なのである。
予定より、遅く、21時に駐車場に到着した。
2段目なので、近い場所に駐車できて幸先がいい。
このまま、何事もなければいいのだが。。。
ザックの中身をメモしておく。
上下カッパ、フリース、ダウンジャケット、長袖シャツ、デジイチ、 食料(おにぎり3個、アンパン1個、パワー系ゼリー3個、 M&M'S(200g)、ポテチ、ポカリスエット1L、ミネラルウォーター0.5L、 塩ゼリー3個、ヘッドライト、帽子、タオル

結局、食料は足りなかった。。。
そして、有料のトイレは、2回お世話になりました。

21:25 駐車場より出発する。まず、最初のトラブルが発生する。
隊員のヘッドライトが落下し、壊れる悲劇が。。。
幸先が悪いが、運良く売店がやっており、購入することができた。
トイレを済まる。

22:10 登り始める。

(写真募集中)

新6合目(2490m) 順調に高度を上げる。

(写真募集中)

6合目(2604m) 徐々にペースが悪くなる。。。

(写真募集中)

新7合目(2780m) 隊員が、体の不調を訴える。
高山病か? 汗が大量なので、薄着と水分補給と休養することで、 少しづつだが、回復の兆し。コツコツと登り始める。
見る見る元気を取り戻していった。すごい生命力だ。

(写真募集中)

7合目(3010m) いいペースで登る。
03:09 8合目(3259m)

ここからが、胸突き八丁だ。
04:44 9合目(3460m)
05:38 影富士である。
これに気が付いた時は、ちょっと、感動した。
何枚も何枚も同じ写真を撮っている自分がいた。。。
このため、電池残量メモリが減り、気軽にシャッターを押すことができなくなったのが、 相当辛い。
05:42 9号5勺(3590m)
写真奥が山頂である。 写真で見ると大した傾斜ではないが、酸素が薄いのと、 富士山は段々急になる形状なので、最後の登りが一番辛いと説明されている通りだった。
呼吸を整えながらの登りが続く。
07:09 富士宮ルート頂上

ついに全員、ここまで辿り付けた。
ここまでの所要時間は、9時間である。

日本一高い郵便局でハガキ(オリジナルかもめ~る4枚で500円)を購入し、 実家と自宅へハガキを出す。
実家に出したハガキに差出人を書き忘れたため、届いた実家では、なんだこれ?扱い。
ひどいし。
08:07 3776mの剣ヶ峰に登頂。
この場所で写真を撮るには、並ばなければダメ。
なぜか、写真を撮ってくださいと、2つ3つとカメラを渡され、シャッターを切ることに。

それにしても、皆さんよい表情だがや。。。
でも、このあと、体が徐々に悲鳴をあげることになる。
08:17 お鉢めぐり・・・中央火口のすり鉢の縁をぐるりと周回できるコースで、 一周90分。8つのピークがあり、そのひとつに上の剣ヶ峰がある。

どうしても回ってみたかった。。。
二人はもう帰るといっていたが、わがままを聞いてもらい、実現したお鉢めぐりだった。
この選択も、体が悲鳴を上げる要因のひとつかな?
09:38 お鉢めぐり
酸素不足にもなれ、快適な散策となった。
最終コーナーを回ったぐらいの場所。
日本一高い散策コースである。
09:54 下山開始
ここからが悲劇の始まりでした。
先発隊と後発隊に分かれた。
後発隊は、休憩を取り、万全の状態で下山開始だ。
初めは軽快そのものだった。
しかし、徐々に隊員の膝へのダメージが蓄積され、悲鳴を上げることになる。
一歩一歩下るしかない。僕は見守るしかなかった。

休憩する度に、睡魔が襲い掛かる。山小屋のベンチで座ると眠たくなる。。。
15:47 任務完了
途中、あまりの痛さに、意識が飛んだり、幻覚を見た人もいたようだが、 なんとか、戻ってきた。

結局、下山は、6時間かかりました。


下の写真が、ご来光だと自分を言い聞かせている写真である。
へたくそな写真ではあるが、雲海と雪が写っているので、よしとする。