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ニクロム線カッター


以前のニクロム線ネタは、アクリル板を曲げるためのものでしたが、 今回は、断熱材のスタイロフォームをスライスするために発砲スチロール電熱カッターを作りました。 これがないと、1800ミリ×900ミリ×厚さ30ミリのスタイロフォームを半分の厚さにスライスできません。

これが、全体像です。 ニクロム線は、高熱で伸びるので、スプリングをつけて、 常にテンションがかかるようにします。

今回のニクロム線は、100V 200Wタイプで、¥178でした。(カインズホーム)
コイル状になっており、伸ばしてみると長さ2mでした。
これが、作るうえでのポイントとなるガイド部分です。

ガイドには、針金のような部品を利用しました。
バネは、どこにでもあるボールペンの中にあるものを利用しました。

ニクロム線と板との間を、均一に合わせるのが、きれいに切断するコツです。
1Aぐらい流れるのがいいらしいので、50Vは欲しいところですが、 3つのスイッチング電源(12V×2、9V×1)を直列接続し、33Vでチャレンジです。

試し切りでは、発砲スチロールがおもしろいように切れてました。
スタイロフォームを立てた状態で、自分が椅子の上に立ち、切断開始です。

最初は、スムーズに切れ進みますが、しばらくすると、温度が下がるようで、一瞬、速度が遅くなります。 丁寧に進めて、写真のようにきれいに半分の厚さに切ることができました。

思ったより、時間がかからず、面白かった。
息子は、理科の実験みたいだと申しておりました。