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自作スピーカ 第2弾 (エンクロージャー)


何が正解か判らなくなってきた。。。なので、すっとばした基本からやり直すことにした。
第1弾の自作エンクロージャー用に買ったスピーカユニット「FE83En」の取説に記載されていたダブルバスレフを作って、 耳をチューニングしておこうということ。取説にはこんな特徴が記載されていた。
ダブルバスレフのメリットを最大限生かし、小口径ながら力強い低音再生を狙います。 形状は、使い勝手の良いスリムな形としました。 第一ダクトの fdを 127Hz、第 2 ダクトの fd を 60Hz に設定し、 FE83En の滑らかな中高域に力のある低音を加えた再生音は、口径を意識させない レンジの広いハイスピードなサウンドを楽しめます。

(1)設計図


(2)板取り図

(3)買い物

・シナランバーコア 1920x910x15 ¥4,780
・カット代 2カット ¥100
・ターミナルX2  ¥470
・フォークバナナプラグX4  ¥154
・スピーカケーブル 5m ¥881
・水性ステイン ¥880
合計 ¥7,265

(4)組み立て

今回は、カインズホームでのカットは2回とした。
そこから、丸のこ&自家製定規でカットしていく。
すべての作業において、多少のずれは織り込み済。
箱が出来上がってからのヤスリ掛けで整えていく。
コーナークランプで直角に固定し、クランプで接着する。
今回はオイルステインの水性版で塗るため、木工ボンドが付くと、 そこへは塗料が吸い込まなくなるため、木工ボンドがつかない様に、 マスキングしてから、接着作業に取り掛かる。
ここが今回もっとも適当なところですね。
金魚のろ過フィルターをグラスウールの代用品として使っています。
蓋をして、箱としては接着終了です。
接着剤が固まったら、マスキングテープを剥がします。
はみ出た木工用ボンドも剥がします。
各面を平らにしていきます。
まずは、カンナの刃を研いでおきます。
そして、カンナで平らにしていきます。
それから、紙ヤスリ(80番⇒320番)で仕上げていきます。
いよいよ、色付けです。色は、「けやき」。
通常なら、ニスで仕上げるだけれど、フラットな感じが好きなため、このままとする。
塗料は一発勝負の1回塗り。 そして最後に、半田ごての出番です。
ターミナルとスピーカユニットを取り付けていきます。
ここまで来ると期待が膨らんできます。

(5)完成 作業時間:10H(2020/08/11~16)

予定通り、盆休み中に完成だ。
やっぱり、初めに聞くCDは、相当、聞き込んだ Norah Honesの「Don't Know Why」だ!

これが、イメージとは程遠ーーーーーーい!

まず、1作目のバックロードホーンより、低音が出ていない。
そのため、ボーカルがくっきりとすっきりと聴こえ、本来のスピーカユニットの特性を生かした設計だと思うんだけど、 低音もほしいなぁ。女性ボーカルが大好きなので、これはこれでありなんだよなぁ。。。 今回は、シナランバーコアのマテリアルの特性で、響きを生かせたらと思ったが、結局、よく判らんわぁ。
しばらく、このまま使ってみて、変化がなければ、グラスウール調整をしていくことになるんだろう。

今の段階では、スピーカユニットメーカ推奨の今回作成したエンクロージャーよりも、 1作目のやす流バックロードホーンの方がいいなぁ。調整したから、当たり前か・・・