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赤道儀


ここ数年、流星群やら夜空の撮影に興味がでてきて、10秒も開けたら星が流れるため、納得がいく写真が撮れずにいる。
赤道儀の存在は知っていたが、高価であるし、それほど、出番があるわけではないと、ためらい、諦めていた。
月刊「星ナビ」なども図書館で借りては、こんな綺麗な星空が撮れたらなぁ・・・

ネットで調べていたら、自作しているサイトを発見! しかもワンコイン ←ここ重要!

(1)完成品


(2)設計

先人のサイトに従い、設計した箇所はなし。

地球の自転は、360度/日。北極星あたりを中心に0.25度/分。
赤道儀の回転させる板の半径229.2mmとし、外周1mm/分で北半球なら、時計周りに回せばいい。
正確な動きの天体に近い製作精度が出来れば、綺麗な写真が撮れるはずだ。

(3)買い物

・オニメナット M6×13
・ボルト M6×50
・ボルト M6×60 ←ここ重要! M6は、1mm/回転
・袋ナット M6
・ボルト W1/4×25
・ナット W1/4
・L字金具
  合計 ¥428

(4)作製





一番苦労する箇所は、どう考えても、雲台に固定するためのナットの取り付けです。
カメラと雲台で使用するボルト&ナットは、ISOのメートルネジではなく、ユニファイというインチネジ規格です。
メートルネジなら、金属の板にナットが溶接してある製品が売っているので、そのインチネジ版を探したが、やはり、見当たらない。
そもそも、お目当てのユニファイというインチネジがホームセンターにはないのだ!
ホームセンターには、ボルト&ナットのサンプルがあるので、持参した雲台に使えるボルトを探したら、同じインチネジのウィット規格のW1/4が代用できた。
やっぱり、楽しいアーク溶接をすることになった。

今回は、新兵器の自動遮断面(¥1,667)の登場だ! 今までの苦労は何だったのだろうか。
早く買っておけば良かった。とにかく、溶接に集中できるのがいい。
今までは、左手に面を持って、バチバチしたら、面の遮光ガラス越しに溶接部分を見ていたので、溶接箇所を見失ったりして、時間がかかっていた。
それらが解消され、楽しい溶接に集中できることが素晴らしい!
集中できても、写真のように下手クソだ。とりあえず、ナットを固定することができているにすぎない。だが、それでいい。目的は達成できたのだから。
溶接した鉄の板を、1×4の板に取り付けるために、彫刻刀で掘って、取り付けた時にフラットになるようにしてみた。結局、ビスが飛び出て、フラットにならなかったので、無駄な作業だったかなぁ

(5)完成





作業時間は4H。真夏の作業は辛かった。
あとは、実際に使ってみて、星が流れず写真が撮れるか、楽しみである。