やす流 Top


テレビ台


ようやく我家にも薄型&地デジの時代がやって来た。
ネットで買ったプラズマテレビはなんと42型だ。
とりあえず、今まで使っていた25型ブラウン管テレビの奥行き50cm超えのテレビ台の上に置いていたが、 薄型テレビとのバランスは最悪だ。
すぐにでもテレビ台をなんとかせねば。。。
当初、壁掛けにしたかったが、いろいろ考えると強度的に問題があり、ハードルが高い。
それじゃ、市販の薄型テレビ台でも。。。
と調査すると、高さが意外と高く、 テレビを置くと見上げることになり、首が疲れし、奥行きも35cmと薄型テレビの恩恵が少ない。。。
やはり、やす流D.I.Yするしかないか。。。
目指すは、幅105cm、奥行き26cm、高さ37cmという、かなりコンパクトなテレビ台である。

材料は、今回も廃材を使います。
写真のものは、天水タンクの底に敷いてあった1mmの鉄板です。
これを切断して部品を作ります。
ジグソーで切断したんだけど、刃がすぐにダメになりますね。
今回の切断で1つダメにしてしまいましたよ。
写真のものが、今回用意した鉄部品です。
これだけの部品を用意するだけで、半日はかかりました。
厚手のもので3mmありますので、相当、丈夫な台が作れます。
ただし、溶接がうまくいけばの話ですがね。。。
では、溶接をはじめましょう。バチバチ。。。。
と練習の風景です。
溶接機は、ミニカを買ったときに購入したもので、家庭用100V仕様。
¥5980の値札がまだ付いていました。
今回は、かなり練習したので、連続して、アークできるようになり、確実にレベルアップした。
しかも、溶接の面白さに火が付いてしまった。
簡単に強度が手に入る。。。
鉄を制するものはD.I.Yを制すとはよく言ったものだ。

どこかのホームページで銅板は、アークが飛びやすいと書いてあったので、 銅板を探してみると、天水タンクで使っていた銅管パイプがたくさんあった。
それをハンマーで叩いて、板状にしたもので、代用した。
銅板で最初にアークを飛ばすと、溶接棒が高温になり、 その状態で溶接したい部分を叩くと簡単にアークが飛ぶ。
コツをつかめば後は練習、練習。
これが2つの鉄板を溶接したものだ。
結構、うまくいったと自分では思っている。
自分が乗ってもびくともしない。
やはり、鉄は頼もしい。

このあと、溶接した部分をグラインダーで磨いて平らにした。
これが各パーツを溶接してできあがった、テレビ台の骨格だ。
20kgもあるテレビをこの鉄たちで支えるわけだ。

ここまでできれば、あとは、白色スプレーで色をつけて、木工作業だ。
まずは、底板に鉄フレームをビス止め。
4枚の板を取り付けた。
天板をダボで固定して、鉄板に4つ穴を開け、テレビの取り付け金具を固定する。
後は、テレビを差し込み完成だ。
テレビのスタンドがない分、すっきりした外見となり、見た目も心もスッキリだ。
このあと、以前使っていたテレビ台についていたガラス扉をつけて完成だ。

今回の費用は、以下の通り。
①パイン板1800×900×20 ¥2980
②溶接棒 ¥700
③30×30の角材 ¥350
④鉄板用ジグソーの刃 ¥400