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天水の修理


当時は、相当、景気が良かったのか? なぜ、こんな高いものを買ってしまったのだろう。 若さゆえの過ちだったのか?まず、間違いないだろう。悔いてもしょうがない。 良いこともある。夏なんかは、ガスでお湯を沸かす必要はないし、春や秋でも天気のいい日は、 やはり、湯を沸かすために使うガスは少ない。だけど、困ったことに故障が絶えない時期があった。 消耗品の劣化である。交換すれば修理可能なのだが、このメーカー、 これを購入してから、倒産してしまって、メンテナンスができない状態になっている。 やっぱり、コウナル運命なのか、自分で修理することになる。 ここでは、今までの修理履歴をまとめる。因みに家で使っているものは、 日立化成工業株式会社のSX-P388Jというもの。 300リットルのタンクであり、災害の場合には、 300リットルの水を確保していてくれる頼もしい味方。

2010/10/12 老朽化のため、撤去。問題児の天水だったが、楽しませてくれた。 やはり、ゴムやプラスチック関連は老朽化が激しいので、限界を感じていた。。。。 が、ついにその時が来た。
2009/08/11-15

物置の南側に単管パイプを使って、やぐらを作り、その上にも、1枚パネルを置いて、 計2枚仕様で運用することに決定した。7月に乗せた動作確認中のパネルより水漏れしているのを発見した。 どうやら、オーバーフローバルブをつけていなかったため、弱い部分に穴が空いてしまったようだ。 このため、このパネルを下ろして、予備とすることとし、残りの2枚を設置することにした。 今回は、オーバーフローバルブもつけて、本格運用する。

単管パイプは4mを4本購入し、パイプカッターで切断した。 意外と簡単に切断できた。やっぱり、道具です。 50cmぐらいの単管を地面に打ち込み、それに柱を自在クランプで固定した。 やはり、頑丈で、組立てが簡単です。

ホースなどゴム製品が相当傷んでいるので、交換できる個所は交換した。 3mぐらいのホース純正品は、耐熱パイプを使用しているが、劣化が酷いので、耐熱パイプに交換した。

2009/07/25
3枚あるパネルの1枚だけを動作確認のために設置してみた。

追記(2009/08/05) パネル1枚でも十分お湯になることを確認した。本日は、晴天なり。

2009/06/13
ついに業者の方に天水パネルを下ろしてもらいました。

下ろす前は、左のように設定されていた。

2009/05/10
屋根に載っている集熱部分から、水が漏れている。弟に調査してもらった結果、下側から、漏れてました。 既に17年前の品物なので、老朽化が著しいってことです。 しばらく、水が抜けていたので、カビも心配だし、ゴム関連は、交換しないとダメなので、 下ろそうと決断しました。その方が、メンテナンスが楽なので。。。 南側は田んぼで、太陽光を遮るものはないので、物置の上にでも置いてしまえば、なんら問題ない。

ということで、業者にお願いしようと考え中。。。

2004/10/09

今度は、タンク内部から水が漏れ出す。水漏れしている個所を探す。 水圧スイッチという部品から、水が漏れている。

「山田電機製造株式会社 PS-104D」と書いてある。 ネットで検索したら、ヒット!早速、窓口の三和電機株式会社へメールを出し、購入した。 物が到着後、早速、取り付けて、修理完了。(送料込みで、4410円)

写真は、その水圧スイッチ内部にある弁。写真では見にくいが、ほつれて穴があいている。

2002/11/? また、タンクからのカチカチ音が再発。

同じように水流センサを掃除すると、正常に動作する。 水流センサに付着している白い物体は、どうも白いホースのボロボロとちぎれたカスに違いない。

タンク内にカスが溜まっているかもしれない。。。。。。タンク内を掃除しよう!

タンクの下にあるドレンを開け、タンク内の水を空にした。 そして、タンク内にジェット噴射で水をかけ、きれいにした。ドレンからは、やはり、 白いカスとか、砂などのゴミが相当出てきた。こんなに汚かったなんて、 セールスの人が言っていることが正しかったと反省。掃除を数回繰り返す。

2002/10/20

タンク内を覗いてみた。すると、なんか変なものが浮いている。ホースみたいだが、とろけている。 タンク内は、真夏なら相当高い温水となる。熱でホースが老朽化したのだろうと察しは付く。 それにしても、この材質のチョイスは正しいのか?人体への影響はどうだ?問題ないのだろうか。 家では、この温水は、風呂にしか使っておらず問題ないと思うが。。。

結局、このホースは取っちゃいました。 このホースは、なるべく、水面に近い場所(暖かい場所)から、くみ上げようとするため、 写真の右の方にあるとおり、黒いフロータが付いている。 効率良く、温水を送り出すための工夫なのだ。 だけど、風呂に湯を張ると、200リットルぐらいは使うため、タンク内のほとんどが、 湯船に注がれるため、あまり重要ではない。

2002/10/13 今度は、タンクから、なにやカチカチと音がする。 なんだかリレーのスイッチがON/OFFを繰り返しているような音がするのだ。 原因がわからず、検討もつかない。どこかのセンサが、おかしくなっているのでは?とあたりを付け、 マイコンの基盤から探っていく。最初に、水流センサをばらした。 中をあけてびっくり。なぞの粘着性のある白いものがフロート?に付着し、その動きを妨げていた。 このため、フロート?が固着してしまい、センサの答えはいつもONとなっていた模様。 つまり、いつも水の流れありと、判断されていたことになる。 この頃だと思うが、給湯器の調子が悪くなり、修理してもらった記憶がある。 この修理と水流センサの故障とが、結びついていると考えられる。 というのは、水流センサの常時ONにより、ポンプが回りだし、給湯器に水を供給していたと考えられる。 蛇口が閉まっている状態なので、強制的に水を送ろうとすれば、どこかに負担がかかる。 その負担のかかった場所が、給湯器だったのではなかろうかと。考えてみると、スジが通っている。 たぶん、間違いない。

フロートに付着した物体を取除くことで、正常に動作するようになる。

写真の棒に磁石付きのフロートが差し込まれており、水の流れの有無で、この棒に沿って、 フロートが上下し、フロートについている磁石が黒い本体に近づくと、 本体内部にある鉄製のスイッチが、磁石の力で接触して、通電する仕組み。 この棒にも白い物体がついていて、フロートの動きを悪くしていた。

2002/08/17< 排水溝を何気なく見ていたら、雨も降っていないし、家に誰もおらず、水を使っていないのに、 なぜか、チョロチョロと水が出ていた。家の中に入り、家中の蛇口が止まっているのを確認し、 外に出て、樋に耳を近づけると、チョロチョロと音が聞こえる。辿っていくと、屋根からである。 考えられるのは、天水のみである。この日から、天水との格闘が始まる。

手始めは、屋根にある水を温める場所。チーズ部分のひび割れによる水漏れ。 ホームセンターで太目のホースを買って、それを繋いで、事なきを得る。

最後に一緒に屋根に登ってくれた僕の弟Dには感謝する。ありがとう。