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エアコンの付け替えに挑戦!


このエアコンは、1991年に買って取り付けてもらい、1996年に付け替えた。共に近くの業者に作業をお願いした。1996年、取り替え作業2万+ガスチャージ1万の合計3万円支払った記憶があり、また、3万円かかるのかと思ったが、自分で行うことにチャレンジした。やってみれば、それ程難しくはなかったが、ガスが漏れないか、配管の締め付けすぎで、パァにしないかなど不安だらけだったが、一歩踏み出して良かった.これから記述することは、そのときの作業内容と注意事項です。ただし、私は、エアコン取付のプロではなく、プログラマーなので、参考にして、万が一失敗したとしても、一切責任を負いません。自己責任でお願い致します。

室内機の取り付け位置を変える作業

1.配管に入っているガスを室外機に戻す作業

 室外機には、2本の配管、電源の3本が、室内機本体から接続されている。配管は、高圧側(細い)と低圧側(太い)とあり、低圧側(太い)には、バルブが付いている。まず、配管が接続されている近くにナットがあり、低圧側、高圧側共にナットを緩め、取る。六角レンチで緩むネジ(イモネジ)があり、空けてある状態なので、両方とも閉める。そして、低圧側(太い)を1回転だけ開ける。この状態で、エアコンを稼動する。ここで注意するのは、冷房にすること。暖房にするとガスの流れが逆になるそうです。冷房でぶ~んとコンプレッサが動いてから、30~40秒そのまま稼動させる。その後、先程、開けた低圧側(太い)を閉めて、エアコンを切る。これで、配管の中のガスが室外機の中に入ったはずです。

2.室内機と配管を取り外す

 室内機側の配管は、室外に出たところぐらいで、ナットで接続されている。これが外せれば、今後の作業が楽になるが、私の場合、2階の窓からの不安定な体勢だったので、このナットを緩ませることが出来なかった。このため、室外機側の配管を外し、室内に全部配管を入れ込んだ。その後、万全の体制で、緩まなかったナットを緩めた。これで、室外機と配管が外れる。室外機の取り付け金具(壁にネジ付けしてある金属のもの)も取り外す。穴と金具の位置関係をメモする。

3.室内機を取り付ける

 室内機を取り付ける部屋に、エアコンの取り付け金具を水平に取付、穴を開ける。この時、室内から室外に向けて少し下がるように穴を開ける。室内機を取り付け金具に取り付ける。

4.室内機と室外機に配管を接続する.

 ナットの締め付けが、ガス漏れするか否かのカギを握る。締め付けすぎると配管に亀裂が入り、ガス漏れする。反対に締め付けが弱いと漏れてしまう。スパナなどで力がかからないぐらい締めてから、90度回すとちょうどいいらしい。

5.配管内の空気を取り除く

 室外機の閉じてある低圧側(太い)と高圧側(細い)の六角レンチのネジの内、高圧側(細い)を90度開ける。この状態で、低圧側(太い)のバルブを10~15秒押さえると、配管内の空気が抜ける。(抜けるエアーが冷たくなったら、空気が抜けたことになる。)そして、室外機の高圧側(細い)、低圧側(太い)の順に六角レンチのネジを全開にする。そして、電源を室外機に接続する。

6.試運転をする

 エアコンを運転し、ガス漏れが無いかを確認する。私の場合、石鹸水を作り、それを配管の接続部に多めに垂らし、シャボン玉ができないかで、漏れを確認した。

7.配管と電源とドレンホースをテープ(名前は忘れたが、ホームセンターで150円(50m)ぐらいで売っている粘着性がないテープ)でグルグル巻きにし、バンドで固定し、作業終了です。

 

私の失敗談

穴あけで、失敗した。もう少し注意深く業者の方が開けた穴を見ていれば、こんな失敗はなかったでしょう。水は、高いところから低いところへ流れる。情けない。業者の方が開けた穴は、室内から外に向かって、下へ下がっている。これを私は、水平に穴を開けてしまった。さらに、外に出たところで10cmぐらい上にドレンホースが上がっていた。これに気づかず、試運転。当然しばらくすると室外機から水がオーバーフローしてポタポタと水が... このため、ドレンホースは穴から下へと修正し、穴の中ではドレンホースを押さえつけるように強引に角度をつけた。

作業日:2001年7月7日(土曜日) 作業時間9:00~12:00(初めてなので、上出来か?)