No. | 部品名称 | ディーラー見積もり | やす流 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | タイミングベルト | 4,725 | 2,475円 | 社外品 |
2 | タイミングベルトテンショナー | 2,047 | 1,100 | 社外品 |
3 | ウォータポンプ | 9,502 | 4,128 | 社外品 |
4 | オイルシール(クランク) | 819 | 819 | |
5 | オイルシール(カムシャフト) | 367 | 367 | 交換できず |
6 | オイルシール(オイルポンプ) | 514 | 514 | |
7 | テンショナースプリング | 252 | 252 | |
8 | ガスケットオイルポンプ | 745 | - | 交換せず |
9 | クーラント(1L) | 3,885 | 598 | |
10 | エンジンオイル(3L) | 3,000 | 1,480 | |
11 | 技術料(工賃) | 27,562 | 0 | |
12 | 工具(ギヤプーラー) | - | 1,577 | 未使用 |
費用合計 | 53,418 | 13,310 |
ある難題とは、クランクシャフトプーリーのボルトをどう緩ませるかです。
このプーリーは回転するので、固定しないと、空回りして、緩ませることができません。
どうやろうかと、ネットで検索したら、下記の4つが紹介されている。 (1)インパクトレンチで一気に勝負するタイプ。 (2)ボルトにメガネレンチをかけておいて、セルを回して外す強引なタイプ。 (3)解説書で登場する高価な特殊工具で、クランクシャフトを固定する堅実型。 (4)フライホイール外側の歯車に、バールをかませ、安価に固定するバランス型。 危険な感じがたまらない(2)も捨てがたいが、(4)でいくと決めた。 セルを外すのが手間だが、最後には、逆にボルトを締める必要があるため、 (1)では、外すだけで、締めることができないためである。 まずは、バッテリーを外して、左の写真の中央にあるセルを取り外す。 |
|
これが、取り外したセルモーターだ。 |
|
セルモーターを取り外した箇所にバールを突っ込み、フライホイールの歯車を固定する。 | |
クランクプーリーボルトを外すときは、上からバールを入れることでしっかりとフライホイールを固定することができた。 最後にクランクプーリーボルトを締める場合は、タイヤハウスからバールを入れればOKだ。 ※フライホイールの歯車を傷めないために、バールをしっかり、固定しないといけない。 |
|
写真は、すでに最大の難関であるクランクプーリーボルトが外れた状態で、
しかも、タイミングベルトフロントカバーが外れた状態です。
難関を突破したので、シール交換時に備えて、エンジンオイルとラジエター液を抜いておきます。 ここで、最初の問題?@が発生した。 ウォーターポンプ(写真左下)のプーリーが外せないのだ。 4本のビスで固定されているが、残る1本が外せない。。。どうしよう? まぁ、いいや、後回し。。。得意の問題の先送りです。 |
|
カムシャフトスプロケットの合いマーク(△)とタイミングベルトリヤカバーの合いマークを合わせる。
(No.1シリンダ圧縮上死点にする) その時に撮った左がクランクスプロケット、右がオイルポンプスプロケットの位置。 わかりづらいが、中央の印にあっている。 このとき、白のマーカーで、スプロケット及びタイミングベルトに、印をつけておく。 |
|
タイミングベルトテンショナーの中央のナットを緩め、マイナスドライバーでテンショナーを持ち上げ、
ウォーターポンプ側に緩めた状態でナットを締め、固定する。これで、テンションが弱くなり、
タイミングベルトが外せる。。。ドキドキしながら、取り外す。 次に、下にバケツを用意しておきます。 そんでもって、ウォーターポンプを取り外します。 すると、ドバァーとラジエター液がこぼれます。 おっと、問題?A発生だ。ガスケットがエンジン側にきれいにくっついている。これは、外すのが大変だ。 スクレーパーの切れが悪く、カッターナイフなどでコツコツとやってたら、1Hぐらいかかってしまった。 腰も痛くなってきたぞ。。。 先ほどの緩まないビス1本は、チャレンジするが、ただ悪戯に時間だけが過ぎていく。。。 仕方がないので、潤滑油(CRC)を吹いて放置。すごいぞ、CRC!すぐに緩んだ。 |
|
おっと、随分、空が暗くなってきた。。。1日では終わらなかった。 とりあえず、本日の収穫。 |
|
収穫その2。 ウォーターポンプの新旧。まだまだ、使えそうだ。 |
|
翌日、作業開始です。 早速、シール交換に取りかかります。 新旧の写真です。上がオイルポンプ、下がクランクシャフトです。 右の茶色の方が新品です。 比較すると、新しいものは、裏側にスプリングが入っていて、変更されていますね。 それと、劣化が少ないっていうか、ない?。。。 ひょっとしたら、前のオーナーは、ここらへんをすべて交換後、オークションに出品したのかもしれない。 |
|
シールを打ち込みます。 オイルポンプの方は、適当なソケットをあててコンコンと少しづつ入れた。 クランクシャフトの方は、竹筒を使いました。 この後、問題?B発生。スプロケットをはめるのだが、オイルポンプの方が、なかなか、入らなくて時間がかかった。 取るときはスーっと簡単に取れたのに、はめる時はうまくいかない。 仕方ないがないので、木を当てて、叩きました。30分ぐらいあーだこーだやってしまった。とほほである。 |
|
ガスケットをきれいに落として、砥石で磨き、新しいウォーターポンプを取り付けた。 | |
タイミングベルトもご覧のように装着完了。
印をつけたのと、エンジン整備解説書があるお陰で、余裕を持って、作業できた。
後は、外したパーツを元に戻すだけ。 しかし、タイミングベルトの新旧比較写真を撮るのを忘れたのが、ショックだ。 |