「坊や、親指をしゃぶると、お腹が大きくふくれるのよ。 ほら、あそこのおばさんを見てごらんなさい」と、 道を通っている妊婦を指さした。
何日かたって、母親はお客さんを呼んで小さなパーティを催した。 出席した婦人の中に妊娠した人がいたが、 坊やはその夫人に近づいていってニヤニヤ笑いながら言った。 「おばちゃん、おばちゃんがどうしてお腹が大きくなったか、僕知ってるよ」