岩崎デイサービスセンターのご利用者の作品を紹介するページです。




丁寧なレース編みの作品。
その繊細な形は、一度目にしたら忘れられない姿をしています。






このレースが、実は白鳥が湖面に並び向き合っている姿を現していると
手に取って初めて気づく方も多いでしょう。
七羽の白鳥が見つめる湖面には、小さな波紋が生まれ
水と白鳥との調和をレースの波がつないでいます。



製作者インタビュー

【みんなの声が、作品を作り上げる力になる】

四鬼文子さん

○作品を作り始めたきっかけは?

「友達から教えられ、興味を持って我流で作り始めたのがはじまりです。

とても苦労しましたがね、完成作品を前にした時”作品を作る喜び”を知りました。

一度、その味を覚えたら後は一気でしたね。

それからは寝る間も惜しんで作っていた、そんな事を覚えています。」



○今まで、どれ位の作品をお作りになりましたか?

「数え切れないね。もう覚えていないと言った方がいいかも。

作品は自分の育てた子供みたいなものです。

作る時は、自宅で一人で黙々と作るよりもデイサービスに来て、周囲の友達や職員さんに

声をかけてもらいながら作るのが楽しいかな。

みんなの声が、作品を作る力になっているのよ。

それに自己満足じゃなくて、貰ってくれた人が喜んでくれることが、うれしくてたまらない。

だから、また作る。繰り返しなんですよ。」


○四鬼さんにとって、作品作りとは何ですか?


「昔に比べたら、編み方を間違えることがあるけれど、作ることは私の生き甲斐なの。

長生きして、これからも多くの作品を作りたい。それと同時に私の作品をみて、笑って

くれる人がいてくれるなら、その笑顔をもう一度見たいから。

私は、また作るんでしょうねぇ。」





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