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環境放射線量を毎日測定しよう

2020/01/17に伊方原発の運転を差し止める広島高裁の仮処分決定が出されました。
マスコミではあまり大きく取り上げられませんが、その頃大きな事故につながりかねないトラブルを続いて起こしています。
その仮処分決定が出される直前12日には、使用済み燃料プールから燃料を取り出す際に制御棒を誤って一緒に引き抜いてしまうというとんでもないトラブルを起こしていたとのことです。
20日には燃料をクレーンで移動させた際、燃料を点検装置に正しく挿入されないトラブルを犯していたとのことです。
さらに25日には発電所内が一時停電となり、ディーゼル発電機が起動するなどして約十秒後に復旧したとの報道もありました。(中日新聞)
制御棒を抜くことも一時停電ということも福島第一原発事故のような大事故につながる危険性があったのではないでしょうか。放射線は目に見えません。
こんな時に私たち一般市民はどのようにすればいいのでしょうか。
日ごろから放射線量を測定していれば、たとえ、情報操作が行われたとしても自分たちですぐに察知することができます。

私たちは仲間の設計したガイガーミュラー計測器(GMカウンタという)を使って毎月一回11日の24時間一斉に環境の放射線量率の測定を行っています。
日常的に測定していると風向きや天候により変化していることもわかります。
日常的に測定していれば事故が起きたことをすぐに知ることとができることでしょう。
みなさんも自分の手で測定しませんか。
測定器を欲しい方には製作の協力をさせていただきます。また数人ならばお貸しする測定器があるので、申し出てください。
この測定器は市販のものに劣らない優れものです。特徴を列挙すると次のようになります。

  1. 市販の製品は測定するだけで記録が残せませんが、測定データをファイルに残すことができるので後で解析できるのが強みです。
  2. 電池を使えば測定できるし野外でも測定できます。
  3. パソコンに接続すれば測定データをリアルタイムでグラフ表示できます。
  4. 測定場所を示すGPSデータも記録できます。
  5. 日時を指定し、測定を予約することもできます。
  6. 自分たちで製作したため、製作上の注意点もわかるし、修理もできります。
  7. 安定して使用できますが、修理が必要になれば設計者にお願いできます。
  8. 自分たちで装置を製作すれば既製品より安価です。
  9. 現在仲間がWi-Fi接続できるものを開発中です。接続できるものを開発中です。

測定データを何か公表してお互いに検討できる方法があれば教えていただけませんでしょうか。

GISなど地図上にデータを表示できる方法を教えていただける方はいませんか。


放射能汚染について考えるのを忘れないようにするには次の本を手元に置いておくといいと思います。

『図説17都県放射能測定マップ+読み解き集』企画・編集 みんなのデータサイトマップ集編集チーム 発行 みんなのデータサイト出版

GMカウンタを使って環境の放射線量率を測定する画面


測定値がこんなときどうしたらいいのでしょうか。日頃から環境の放射能測定をしていたら、ニュースになる前から自分たちで判断できます。 みなさんも測定に参加しませんか。

放射能測定をしていれば


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