目的: 正と負の色の残像について演示実験をする。
記述: 半分が白で半分が黒の円盤に小さな切れ込みを入れておいたものを1秒間に2,3回の割合で回し,その切れ込みのところから赤い電球が見られるようにしておきます。(反時計回りに回転させ)黒い部分が切れ込みの後に来るようにすると,電球が見える間,赤の錐体細胞が飽和するため,赤の残像が見られます。(時計回りに回転させ) 切れ込みの後に白い部分が来ると,赤の補色であるシアンの残像が見られます。電球を直接見ていることにより,赤の錐体細胞が飽和しているため, 白地の部分は負の残像を作り出し,緑と青の錐体細胞をもっと強く活性化するからです。
強く白い面を作り出すように100 ワットのガチョウの首電気スタンドを使います。
提案:
参考文献: (PIRA 6J11.10)
実験装置: 切れ込みのある半分が白で半分が黒の円盤とそれをゆっくり回転させるもの,ガチョウの首の電気スタンド。
用意の時間: 要りません。