古い排ガス規制のシールも貼りました。
リプロ品ではなく、当時のデットストック品です。

ボルトの類は、足回りは除いて、旧型を集めに集めて、再メッキしました。
細かいパーツも再メッキ、ユニクロ、クロメートと分かる範囲で再メッキしました。
ステーは、クロメートメッキでしたが、間違えてユニクロにしてしまいました。
銅部品は、すべて研磨しました。

エンジンルーム完成直前の状態です。
パーツ類は、新品にできたものはほぼ新品です。
どうしても外装が違うものは、外側は古いものを補修、研磨して使用し、中身を全部新品に換えたり、塗装をしてもらったりと大変でした。
このときまだ揃っていなかった部品をも少々ありますが何とか完成しそうな
感じが漂ってきた時間ででした。
Sports Touring

この秋山さんの店がなくなって数年が経ち、ご本人も3年前に亡くなってしまいまいました。
ヨタの強化ボデイが作れる数少ない人だったので残念です。

Sports Touring

トーションバーがに全く、負荷の掛かっていない状態なので前傾姿勢です。

現在は、ノーズは上がり気味です。

この板金屋さんとうちのガレージをこうして2度3度と往復しては車はできていきました。

載せて程なくブローしたエンジンが載っています。

トヨタ博物館のクラッシクカーフェステイバルにエントリしていたので気合入れておりました。

この時点では、ブレーキのリザーバータンクは、補給品が付いています。

この後数年後、旧型のリザーバータンクを手に入れることができました。

バッテリー台は、あまり程度がよくないので少々気に入りませんが、レプリカにはリブ(というか、支柱部分に返しが付いていないので購入しませんでした。
今でも売っているのでしょうか?

この板の張り込みは、小生の車以外にも、車体のフルレストレーションをした車2台には行っています。

Fウインドウ、ゴムはそのまま中古品を使いました。
某複製品が上手く使えなかった。ゴムの新品が入手できていなかったので仕方なく使いましたが、水が漏れます。

ちょっと注目して欲しいのは、ドアの前部分、通常は開口していますが、車内への水の浸入を防ぐのと、強度ましのために、板が張り込んであります。

サイドシル、床は張替えです。

リア部分は2個1です。
フェンダーがオーバーフェンダーだったので、直そうとしましたが形状が気に入らず、リア部分を持っていた人から譲り受けての修理でした。
ですから後部は、43年式なので、トランクステーの穴の形状が41年製造車とは違います。

板金屋のおじさんの口車に乗り、歪んでいるといわれて(無事故車といっていたが、実は正面衝突をやらかしていたらしい)、○○○万円出しての板金修理でした。

中華航空機事故のあった年に、小生のはっちゃんは、ボデイの修理が終わりました。

MY TOYOTASPORTS 800

この床部分は、張替えです。

リブは、すべてたたきによる造詣です。

厚さは、1.2ミリで、通常よりも厚みを増し、強度補強を狙っています。

レストレーション前の状態です。
主眼はこんなところでした。

電装品の交換、オリジナルタイプへ変更(ホーンのラッパの形状を戻す。)、ヒーターは再塗装にてオリジナルのターコイズブルーとする。

外見上の問題は、リアのオーバーフェンダー。

フロントノーズが、後期型に交換されているので、前期型に変更すること。

シートが、黒いので、赤に変更

ボルト類を、旧型に変更する。

メッキはすべて修復する。

部品の再塗装を行う。

フェンダーを取り付けました。
このとき、インナーフェンダーとフェンダーの間にゴムの板か、充填材をつけないと隙間から水が漏れます。
ウインドウゴムは、オリジナルが入手できなかったので中古をそのまま使いましたが、やはり水が漏れます。
某リプロは、長さが違うようで上手く使えませんでした。

サイレンサーのアスファルトシートは貼りませんでした。
今から考えると、貼っておいたほうが、防音効果は高くなると思いますし、ビビリ音の軽減にも役に立つのではないかと考えます。
(トヨタ純正のアスファルトシートは使い勝手が悪かったので使用をやめてしまいました。
ファイアーウオールに接する防音材(刺し子状ののの内側)は、椰子の繊維で作られている部材で、現在は入手不可能材ですので、オリジナルをしようしました。(少々、異臭があったので、薫蒸してみました。)。
センタートンネルのマットは、すべて再作成です。

エンジンミッションを搭載した状態です。
この時点では、シュラウドは、オリジナルについていたものを清掃、再塗装して使用しています。
ホーンは、当時新品で入手できたものをそのまま使用。
(後日、42年式のパブリカについていた、ラッパ部分が丸型のものに交換した。

(再生品ではなく、新品のラッパ部分のみを中古品(ブラスト加工済み)を組みなおしたもの。)

エンブレムは、レプリカ。
最近、オリジナルが入手できたので、やっと魂が入ったような気がします。