小路遺跡は　二の宮の大縣神社の西方約４５０メートルの地点で

参道の北側に位置する。

　　この付近は、丘陵の西端に開口した浅い谷地形で、標高約４８メートルにある。大縣神社周辺には六カ所の廃寺跡があり、

尾張二の宮に五二社の摂社や末社があったといわれ、それにかかわる遺跡かもしれない。

　　出土遺物は、須恵器・土師器・瓷器・山茶碗・土製品・瓦・砥石・磁器　などである。

　古墳時代

　　　　　土師器　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　獣形脚

　奈良時代

　　　　皿　　　　　　　　　　　　　　　　　蓋　　　　　　　　　　　　　　　　　カメ

　平安時代

      碗　　　　　　　　　　　　　　　　　　　壺の口

　鎌倉時代

　　　　碗

室町時代

　　　　山茶碗